英語を通じて「どんな自分になりたい」のか
私がこの、「英語のコーチングとティーチング」のお仕事で大切にしている一つの考えが、
『英語を通じてどんな自分になりたいのか』を明確にしてスタートする
ことです。
私は20代の頃までよく、このプロセスをスキップして、
不安を抱えていても無視して、
話せるようになりたいから!
とにかくゴ――!!
と、英語の本や動画を見たりなど「実際の行動」に飛びつきがちでした。
もちろんそのことで学びや得ることはありましたが、
「持続力」の点で言うと。。
結果、しゅ~~ん↓とすぐしぼみがちでした。
あとは不安を無視した結果、
自信を失い、「自爆」!笑
そして何カ月もの長い沈黙の期間が訪れる。。笑
私は「楽しい気持ちでチャレンジし続ける自分」でありたかったので、
このことを繰り返し、毎度チャレンジしきれない自分にとてももやもやする日々でした。
自己否定感の強かった私は、たくさんの自己啓発書や、
認知行動療法、水島広子さんの対人関係療法など心についての本を読みました。
その中で
「いまの自分を知り、受け止め、これからどうなっていきたいかを知る」こと
が共通項として浮かび上がってきました。
そして自分の今までの気持ち・今の気持ちをたくさん書き出したり、 感じてみた結果、
「挫折続きで自信をなくし、自分の希望にフタをしてこわくて開けられない自分」
が見えてきました。本当は気づいていたけど見たくなかった自分です。
「何かやりたい・やろうかな。。」と思っても、
「しゅ~~~ん↓」と気持ちをしぼませる自分。
その正体をようやく「自覚」できました。
そして自覚した後、
「英検2級を取得したい」という気持ちが現れてきました。
当時の私にとって英検2級は「私にはできない・無理」の象徴でした。
10代の頃、歯が立たないと感じた級で、チャレンジすら言い訳をしてしていませんでした。
そしてそのことがずっと引っかかっていたのです。
そこで、2級合格のプロセスを通じて
過去の自分に『できたよ~!』と報告出来たら=思い込んでいた事実をひっくり返せば、
少しは自分の中の何かが変わるんじゃないかと思いました。
そこから、
「過去の自分に”合格できたよ~!ちゃんと変われたよ~!”と報告できる自分」になるため、
勉強法を仕入れ、
自己分析して勉強計画を立て、
振り返りをして調整しながら、着実に実行していきました。
受験当日、周りの受験生は10代の子たちばかりで、
ひとり「大人」だった私は、
わぁお😅😅😅笑
という感じでしたが笑、15年越しに見事合格!!!
そして自分の中で何かがアップデートされるのを感じました。
それからはこの体験が、今でもよくくじける自分に「チャレンジする勇気」を
くれるようになりました。
「私はちゃんとできる。ひとつずつやっていこう。」と。
「いまの自分を知り、受け止め、これからどうなっていきたいかを知る」 ことは、
「自然とそのために動ける行動力(=しんどくないがんばり)」をくれました。
そして私の講座を受けてくださった方々も
それぞれの 「こうしたい!こうなりたい!」を私とのセッションでよりクリアにし、
夢や可能性が広がったり、
英語に触れることが意識づけされ、自然と習慣になっていっています。
そのポジティブな変化を見れることが、私のこのお仕事のやりがいにもつながっています。
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